鳥インフルエンザ、ネコの発症を実験で確認

病原性の強い鳥インフルエンザH5N1が、ネコにも感染して病気を引き起こし、重い場合は死に至ることを、オランダのエラスムス医療センターの研究者が確認した。
  (中略)
 国立感染症研究所の田代真人ウイルス第3部長は「今回の研究で、人で流行するインフルエンザにネコは感染しない、という結果も出ている。人と鳥の両方のウイルスに感染してしまうブタでは両方が混ざり合って新型ウイルスが生まれる可能性が懸念されているが、その恐れはネコではなさそうだ」と話している。