筋肉、関節、骨、4割強「痛い」

日本人の成人の4割強が、筋肉、関節、骨のどこかに痛みがある。そんな推計を、厚生労働省研究班(主任研究者=吉田勝美・聖マリアンナ医大教授)がはじき出した。痛みで生活に支障が出ていても、治療を受けない人も少なくない。分析を担当した須賀万智・同大学助手(予防医学)は「筋骨格系疾患は生活の質に直結しており、健康対策として注意を払うべきだ。適切な治療は将来の介護予防にもつながる」と指摘する。

 03年10月に茨城、新潟、静岡にある施設で健康診断を受けた20歳以上の3188人に尋ねた。肩こりや腰痛といった症状も含まれている。

 体中の筋肉、関節、骨のどこかに痛みを訴えた人は、41.4%。特に首・肩、背・腰を挙げた人が多かった。
(今日の朝日新聞)


        ++++++++++++++

          「私の時間」 http://fukurouribon.hp.infoseek.co.jp