対話促進で合意

 アジア・アフリカ会議バンドン会議)首脳会議出席のため、インドネシアを訪問中の小泉首相は23日夜(日本時間同)、ジャカルタ市内のホテルで中国の胡錦涛(フーチンタオ)国家主席と約50分間会談した。両首脳は両国の友好関係がアジアの安定や発展にとって不可欠との認識で一致。中国で相次いだ反日デモをめぐって冷え込んだ両国の関係改善に向け、対話を促進することで合意した。首相は反日デモについて、中国側が適切な対応をとるよう要請したが、「謝罪と補償」には触れなかった。一方、胡主席は首相の靖国神社参拝や教科書問題に触れ、「歴史を正しく認識し対処して欲しい。反省を実際の行動に移して欲しい」と求めた。

(今日の朝日新聞)


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