牡丹も最後の輝き
「よみがえる源氏物語絵巻」の展覧会に出かけた。復元が完成したということだ。しかし私にあまり知識が無いからなのだが、復元した絵が色鮮やかになっていただけで以前の展示と変わらないとしか思えない。
それより「牡丹はまだ咲いているかしら?」と心がはやった。
エッ??? 美術館の半券で庭園には入れないんだって。300円なり。これで咲いていなかったらどうしよう・・・。
「お花、まだ咲いていますか?」
「もう終わりかけていますよ。でも葉っぱが見られるわ」とのこと。
いったいどういう意味?もう少し答え方があるでしょう。まあ、仕方ない、入園したのでした。
庭園だというのに、春だというのに、花がなんて少ないのかしら。でも1番奥に牡丹が少し咲いていた。閉園間じかなので夢中でデジカメのシャッターを押す。花だけ撮ったので、もう名前が分からなくなっちゃった。それに牡丹だか芍薬だかも分からないな〜。
でも綺麗。
参考:牡丹は”樹木”、芍薬は”草”に分けられる。
牡丹が咲き終わるのを待つようにして芍薬は咲く。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美人の姿を形容することば。芍薬と牡丹の違いは
芍薬は枝分かれせずにまっすぐに立つのに対し、
牡丹は枝分かれしやすく横張りの樹形になること
から。
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