もう七草

     


 昨日七草粥の用意をするのをすっかり忘れていた。考えてみたらせり、大根、かぶはあるので適当にごまかそうかと思っていた。

  《ちなみに春の七草=せり、なずな(ペンペン草)、ごぎょう(母子草)、はこべら、ほとけのざ(おおばこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)》


 しかし珍しく夫が「七草はちゃんと作れよ」なんて言うものだから、まだ売っているかな?と思いつつ七草セットを買ってきて作った。これで今年は無病息災、風邪引かないゾ〜。

 しかし思い出した。去年の日記を見てみたら、以下のようなことが書いてあった。昔は前の晩から用意していたのね。それになにやら鳥インフルエンザが心配な現代と似た事情があたらしい。


七草粥の追加情報】
 七草がゆ』の準備をする六日の晩に、まな板の上には火箸、すりこぎ、おろし 金、杓子、菜箸、火吹竹などの炊事料理道具を並べ、「七草なずな、唐土の鳥が 日本の土地に渡らぬ先に合わせてバタバタ」と囃子歌を歌い、まな板に置いた七草を包丁でトントンと切り刻んだそうです。

 この囃子歌にある『唐土の鳥』とは『中国から渡って来る鳥』という意味です。

 その頃から大陸から渡って来る鳥が疫病を連れてくると考えられていました。

 だから「鳥が大陸より疫病を連れてくる前に『七草がゆ』を食べて無病息災を祝ってしまおう。」という願いを込めて歌ったのです。




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