ゆうパック ヤマト追う

 日本郵政公社は10月1日から郵便小包ゆうパック」の料金を全面改定する方針を固め、17日、総務省に届け出た。顧客が郵便局やコンビニなどの小包取扱店に持ち込むと、荷物1個に対し100円割り引く新サービスが柱。ヤマト運輸が同様のサービスで先行しているが、公社の料金は新たに始めるゴルフバッグやスキー用具の配送を含めて同社より割安の設定になっている。
 ローソンの郵便小包の取り扱い開始で対立を深めた両社が、サービス内容でもぶつかることになり、民業圧迫批判が再燃しそうだ。