地震は避けられない
あの日、愛知県のマンションの14階で大きな揺れで目が覚めた。しかしその時は高速道路が壊れ、各所で火の手が上がっているとは思わず、もう一で寝てしまったことを思い出す。
阪神・淡路大震災から10年がたったとはいえ、表向きは復興しているように見えても、まだまだ大変だということを、テレビや新聞で知った。被害を受けていない人間は、その時は募金だ、ボランティアなどで被災した方たちを思う。しかし、時間と共に忘れるのだ。これではいけないなと改めて反省する。
それと同時に、私もその時に備えて準備をしなくてはいけないな、と思う。10年前の阪神の地震の後、小さなデイパックにテレビや雑誌で用意すべき物を見て、とりあえずの物を詰めて置いた。その後は何もしていない。食品は賞味期限が切れているし、電池も使えなくなっている。
昨年起きた新潟の地震、スマトラ地震、いやでも地震は避けられないことを思い知らされる。
2Lのペットボトルの水を1ダース買った。我が家の準備はそれだけだ。もう少し考えねばいけない。