ケイタイ不所持ということ
電車に乗って出かけたが、いつも持っている時計付き万歩計が故障していたため、時間が分からなかった。
以前は何処かで時計が見られたし、駅に行けば必ず何箇所も付いていた。しかし最近は時計の数もめっきり減った。やはり携帯電話を持つ人が大多数という事情からだろうか。
公衆電話もなかなか見つからなくて、携帯電話を持たない私としては不自由していた。時計でも不便になるのだろうな。
図書館の利用者カードを作ったが、住所、電話、名前などを記入してカウンターに提出すると、係りの人が
「携帯電話の番号も書いてください」。
「あのう、持っていないんですが・・・」
係りの人は(ヘエー今どき珍しいわね)というような顔をして
「持っていないならいいですよ」
携帯電話は私の親でも持っているのだから、やはり珍しい人種になってしまったのかもしれない。
でも私がケイタイを持っていても誰からもかかってこないだろうな。逆に夫のように旅行中でも寝ていても携帯電話で仕事をしなくてはならないのも困ったものだけど。
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