牡丹 そして むべ?
通称ぼたん寺と言われている薬王院(東京新宿区)に行ってきた。大きな牡丹の花がそれは見事に咲いている。見物する人たちもカメラを向けたり、スケッチブックを広げたり、それぞれに艶やかな牡丹を楽しんでいた。
「牡丹には、根皮は頭痛、腰痛等に効果があり、長寿の妙薬といわれております。古来、総本山長谷寺の観音信仰が遠く大陸にまで及んだことで、中国より献納されました。江戸時代に長谷寺が仏教学の学山として、常に1,000人以上の僧侶を有したため、彼らの薬用として植えつがれ、今日のように多数栽培されているのです。 (薬王院HPより)」
テレビで都会に住むタヌキの話を見た。屋敷林とかいって大きなお屋敷の庭にある木々のなかに住んでいるのだという。しかし相続の問題などで家を手放すとその後に木を切り倒してマンションが建つ。
この薬王院のあたりもそういう地域なのだ。近くに「タヌキの住む土地を守ろう」というノボリが立っていたが、すでに敷地には木々は無く、整地されていた。なんとも残念なことだ。こういう自然がたくさんの環境こそ住民の、しいては人類の財産なのに・・・・・。
家に帰る途中の住宅街で見つけた、これが「むベ」ではないかと思う。あけびの仲間、秋には実がなる。実は前日yamensisatさんのサイトで「むべ」を見て、そしたら翌日この花に出会った。なんという偶然? ともあれこういう発見はなんとも嬉しい。
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