酔芙蓉(すいふよう)に興奮した
あるお宅に綺麗な薄いピンクの花が咲いていた。何だろう?と気になっていた。ちょうど手にはデジカメがある。自然とシャッターを切っていた。
「綺麗でしょ」
あら、ビックリした。この家の方だった。誰かが写真を撮っているものだから、不信に思い声をかけたのか?
「アッ、すいません。あまりに綺麗だったので写真を撮らせていただきました」
「みなさん、綺麗だとご覧になるんですよ」
快く写真を撮らせていただけた。
「これね、今はピンクだけど朝は真っ白なのよ。酔っ払ったみたいにだんだん赤くなるの」
アッ、それって酔芙蓉じゃあないの。ずっと見たいと思っていたのだ。是非白いところも見てみたい。翌日、その白い花を撮らせてもらうことにした。
そしてこれが今朝、撮ってきた写真だ。前日の赤い花は萎れているのでいつも切ってしまうそうだが、私のために赤いのも少し残しておいてくれた。
(後日、白からだんだんと濃いピンクになるところをスライドショーにしてみたいと思っています)
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