オモチャ????

 昔、「長靴を履いた猫」という童話は読んだことがありまた。

 粉引き職人が死に、その3人の息子それぞれ粉引き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。三男は「猫を食べてしまったら、後は何もなくなってしまう」と嘆く。しかしやがて猫の知恵で貴族になるというお話でした。

 内容はすっかり忘れていたので調べたのでした。

 しかし長靴を履いた猫はまだ見たことありません。気づいていないだけかも知れません。洋服やカッパを着せたりするのだから長靴を履いた猫はきっといるのでしょう。

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 昨日のことです、前方に不思議な光景が見えたので近づきました。       

     

 
 何だと思いますか?

「靴を履いたカメ」のお散歩でした。甲羅の長さが、短くても6〜70センチはあるカメが買い主さんと歩いていたのです。

 ゾウガメらしいです。尻尾が無いからオスとのこと。

 カメの歩みはノロいはずです。しかしカメラを向ける身にはとても速くて、シャッターチャンスを逃してばかり。可愛さに夢中になりました。

      

 「このカメは何歳ですか??」

 すると飼い主さんはちょっと考えて

 「13歳」と答えてくれました。

 でも私としては内心、「7000歳」とか言ってほしかったのですが。

 ともあれ、「長靴を履いた猫」が飼い主にラッキーを運んで来たように、「靴を履いたカメ」も飼い主さんにハッピーな気持ちを届けているようでした。

 だってこのカメと飼い主さんのまわりには人がたくさん集まってきていましたから。ハッピーというより迷惑だったかも知れませんけどね。