道に迷った理由?

 もう何度も通った道なのに、迷ってしまいました。行くときは時間に遅れそうだったので最近見つけた近道を行ったのです。そしたらとんでもないところに出ていたようで、道を尋ねながら冷や汗もので自転車を飛ばしました。

 帰り、同じ近道を正解と思われるコースを走ったのです。あら、こんなところにこんな店があったのね、知らなかった。小さな唐津焼のお店で、店舗を移るために2割引という張り紙が出ていたのです。


 迷わず、自転車を脇に止め、店に入りました。唐津焼というのに焼き物がほとんど無くて輪島などの漆器が多かったのです。栗の木のお椀が気にいたのですが、ちょうど夫と2個あったので迷ったのですが・・・。他でもお金を使っているし、諦めかな〜〜〜〜。

 でもやっぱりもう少し安いのを買ってしまいました。梨地の貝の形の器と扇の菓子皿(?)なしじ(梨地)は耳で聞いていたけれど、家に帰って調べると細かい金粉がきらきらしていて梨に似ているから梨地だったのでした。漆は国産のカシューと言ってました。カシューナッツカシューだそうです。今は漆も中国産が多いと聞いていたので、漆が国産というので買ってしまったわけです。

 やっぱり安いのをいろいろ買うより栗のお椀にしておいたほうが良かったかしら?

 実はよく分かっているはずの道を迷ってしまったのもこの漆のお店に行くためだったかしら????と思いました。

 なぜならその道、いつも通っているはずと勘違いしていた道は、実は初めての道だったのです。つまり帰りも道を間違えていた、これには買い物をするためだった? あとでこじつけた理屈です。



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