自殺3万4427人、最多  昨年30、40代が大幅増

 昨年1年間の自殺者は前年より2284人多い3万4427人に達し、統計が残る78年以降の26年間で最多になったことが、22日付の警察庁のまとめで分かった。自殺者は99年の3万3048人をピークに5年連続で3万人を超えていた。昨年は、負債や生活苦などの「経済・生活問題」が動機とみられる自殺が大幅に増えたのに加え、99年以降減り続けていた「健康問題」に絡むとみられる自殺も大幅な増加に転じた。年齢別では、30代、40代が計1274人増と急激に割合が増えた。