引越し
昨日の朝、エレベーターでお隣さんに会った。ほとんど顔を合わさないので、とりあえず今、言っておこう、ということだろう。
「来月半ばに引っ越すことになりました」
我が家も転勤で引越しが決まったのが1年近くも前のことになる。だから引越しといったら転勤、という構図が頭にはある。
「転勤？どちらへ？」
「いえ、マンションを買ったんです。」
お隣さんはまだ若いご夫婦で、お子さんも小学校に上がったばかり、もう家を持つなんて偉いなあ〜。
そして今朝、会うときはよく会うものだ。またお隣さんに会った。
「引越しの準備たいへんね」
すると彼女はちょっと困った顔をして
「実はもしかすると転勤かもしれなくて、まだ手がつけられないんです。」
よく聞くなあ。家を買うと転勤になったっていう話。
以前も知り合いが、買ったマンションに１〜２ヶ月住んだら転勤。それ以来ずっと空き家にしていた。でもあまりに長くなったので親族に住んでもらった。そしてやっと転勤でそのマンションに戻って来れて、もちろん親族には出ていただいた。落ち着けるかと思った矢先、1年でまた転勤。転勤族の悲哀である。
ところでお隣さんは、奥さんとお子さんが新居で、ご主人が単身赴任かな？
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