賞味期限切れ、カニ缶
食べ物を買うときにはほとんど賞味期限を確認して買う。自宅だったら期限が切れそうだから早く食べちゃおう、とか火を通そう、とか対処できる。だけど、ソレを偽って売られていたら消費者は期限切れのものを新鮮だと思い込んで食べることになる。
不二家の件はとても残念だ。なによりペコちゃんがかわいそう。子供のころ、不二家のお菓子を買ってもらうと嬉しかった。ペコちゃんもポコちゃんも好きだった。
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缶詰倉庫の中にカニ缶を見つけた。もらい物で、お客さんが見えたときに、と思って食べないでおいた。
忘れていた。賞味期限はだいぶ過ぎている。「早く食べなきゃ」。そう捨てなくちゃ、ではなくて食べなくちゃ、だ。
内緒で使えば分からない。そっとカニ缶を開けていた。
そこへ夫がタイミング悪くやってきた。「カニ缶?」。
こちらは根が正直なもので、聞かれもしないのに、「賞味期限が切れちゃっていて・・・」
「オイオイ、ソレを隠そうとしたな! お前は不二家か(笑)」
自宅では分かっていて期限切れを、勿体無いから使う。だけど。大丈夫だろうという判断がつけばだけど。承知しているのだからそれはいいのだ。
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そのカニ缶で豆腐あんかけを作った。お上品なお味でした。
(豆腐、カニ缶、ほうれん草、長ネギ)
翌日、チャーハンが食べたいという、しかし卵がなかった。それなら あんかけチャーハンだ。冷蔵庫にある野菜をたくさん入れて、もちろんカニ缶も入れて、おいしく出来ました。
(カニ缶、人参、たけのこ、小松菜、長ネギ、生姜、ご飯、ニンニク)
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