屏風と庭園と鯛焼きと
この1週間は毎日遊び歩いていました。昨日はサントリー美術館で「屏風 日本の美」を見ました。屏風はあまり興味ないな〜と思ったのに、予想外に面白かったです。
その昔この屏風は南蛮貿易で盛んに海外に渡っていたそうです。ポルトガルやスペイン語で、ビョウブ・・、ビョウブ・・・・、それが訛って(?)「ビオンボ」と言うそうな。
そしてお昼、もうランチの場所は決まっていました。六本木から歩いて麻布十番近くの国際文化会館です。大きな道路を渡り、上を見れば自動車道が走り、その向こうには超高層のビルが見えます。五月蝿い都会の真ん中なのです。
そんな環境の中にある国際文化会館はとても静かでした。ティーラウンジでランチをいただきましたが、良い雰囲気の中、庭園を眺めながらで美味しかったです。紅葉や桜の季節にも来たいねと友と話しました。
実はこの会館のことも昨日の蕉雨園と同じベリーさんのブログで知りました。ベリーさん、いい所を知りました。有難うございました。
その庭園ならびに敷地は、江戸時代から幕末にかけて多度津藩(現香川県丸亀市)藩主京極壱岐守の江戸屋敷であったものです。明治初期に井上馨候爵(外務大臣)の所有となり、続いて赤星鉄馬邸、岩崎小弥太邸と変遷し、戦後は国有地となっていたものを国際文化会館が払い下げを受けました。現在の庭園は、昭和5年岩崎小弥太がわが国屈指の京都の名造園家に作庭を依頼しました。桃山時代あるいは江戸初期の名残りを留めている近代庭園の傑作として知られています。(国際文化会館HPより)
そこを出て、麻布十番で鯛焼き屋さんを見つけました。テレビで取材していた、注文しても○時間待ちというお店でした。覗くと「今なら30分だよ。何個?」と聞かれてしまって・・・。(食べ始めると際限なく食べてしまう、ある意味病気なもので)甘いものは極力避けたいのだけれど、つい注文してしまいました。そして待つ間、商店街を散策して。だけどやぱりその間にもあれこれを、もちろん食べ物ですが、買ってしまいました。
その鯛焼きですが、とても美味しかったのです。見ると痩せているのでちょっと貧相なのだけれど外側が香ばしくて餡は甘みがグッと押さえられています。私が煮るあんこも甘みを控えているので、あまり甘くない餡子なのですが、同じくらい砂糖を減らしていました。内心、私のあんこの味付けは合っていたのだわとちょっと嬉しかったのです。
美味しくて、はっきり言って1つでは止まりませんでした。明治42年創業の浪花家さんでした。
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