浅草・出会い物
３０年もまえに行ったきりなので浅草に行ってみようかな、とフラリと出かけました。相変わらず人は多く、外国の方や若い子たちが人力車に乗っていました。浅草、頑張っているなぁ、という感じ。
もちろん参道を通って両脇の店に出たり入ったりしながら、ちゃんとお参りもいたしました。
しかしそこからはショッピングに目の色を変えて歩き回りました。今ではだんだんと姿を消しているような職人さんのお店や、着物や和小物の店など見ているだけでも楽しい街でした.
最近「出会い物」という言葉に弱いです。今後の人生でもう出会わないかもしれないもの、よくぞここで出会えました、というようなものを見つけるとつい買ってしまうのです。
洋服を、なにも浅草で買わなくたっていいわけですが、生成りの木綿の単衣のジャケットを買ってしまいました。試着をするとまるで私のために誂えたようにピッタリで、普段はピッタリの服などにほとんど出会えないから、同じ色のを持っているのに・・・。
店員さんの「サイズが合ったというのも出会いですから」の言葉で財布の口が開いてしまいました。
ずっと前からヘアブラシを買わなくちゃと思っていました。しかも買うなら猪の毛となぜか思っていたのです。すると当てもなく店を覗いていたときに、猪のヘアブラシがあったのです。これは即、お買い上げ。
ついでにヒツジの毛のフェイスブラシも、「毛穴の汚れが取れて顔がツルツルになるよ」というおばあさんのことばに釣られました。だけどほんとにツルツルになるの。
帰り間際、やげん堀の七味唐辛子を買ってきました。
楽しい街です。こんどはもっとお金を持って来ましょう。なにせカードが使えず、銀行まで走ったので。アッ、それはただお財布がカラに近かったせいですけど。イエイエ、当分行かないほうが良さそうです。節約節約・・・・・。
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