空豆とミョウガのご飯

 1日が短いと嘆きつつ、ボーっとテレビを見て時間が過ぎることがよくあります。昨日も午後は沢田靖子ちゃんの「科捜研の女」や「相棒」の再放送を見てしまいました。見ながら、これは前にも見たわ、と思っているのだから呆れるわけです。

 「科捜研の女」では主人公の母親、星ユリ子さんでしたが、父娘の住む家に尋ねてきて夕飯を作っていました。「あなたの好きな空豆ミョウガのご飯よ」とお茶碗にそのご飯をよそっていました。

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 空豆のご飯も美味しいのです。しかしまだミョウガとは合わせたことがありません。急遽、夕飯に作りました。

 いつもは空豆を別に茹でるのですが、その茹で汁に残る風味が勿体無くてご飯を炊いている途中で空豆を投入しました。結果、柔らかくなりすぎで色も悪かったです。でもベトついているわけでもなく美味しかったです。それに豆ご飯独特の、と私は思うのですが、あのほのかな甘みは舌をウットリさせてくれます。

 ミョウガはスライスして甘酢に漬けておきましたが、食べる直前に混ぜ込みました。春の香りがいっぱいのご飯でした。


 実は昔はミョウガが大嫌いでした。歳のせいか、あるいは味覚が変わったのでしょうか、今ではあの香りや食感が気に入っています。でも歳を取ると好き嫌いが無くなるわけではないですよね? だって両親や祖母など結構食わず嫌いがありますからね。つまり、もっと歳を重ねるとわがままになるということでしょうか・・・。





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