かぼちゃのいとこ煮
義父が遊びに来て、今日はきりたんぽ鍋にした。ご飯をすりこぎで半突きにして棒に巻きつけて焼いて、ちくわ状のきりたんぽを今シーズン初めて作った。
そもそもきりたんぽ鍋は、美味しそうだからと、いろいろなところのを参考に作り始めた。そして我が家風のが出来て以来、冬のおもてなしの定番料理になった。
11月だと言うのに、今日は暑くて義父は汗を拭きながら食べていた。
かぼちゃのいとこ煮も作った。カボチャは義父が作ったのを送ってくれたもの。実は義父は甘党で自分でカボチャを食べるときは砂糖を沢山入れているのを知っていた。
しかしあえて、かぼちゃは塩で煮て、あずきも味付けはみりんと塩。そして最後に砂糖を入れて甘いと感じられる味付けにした。そのかぼちゃとあずきを混ぜただけの「かぼちゃのいとこ煮」だ。写真ではあずきが固そうだけど、実際は柔らかかった(笑)
「おとうさん、かぼちゃ、甘いでしょ」
「甘い、甘い」
「このかぼちゃは砂糖が入っていないんだよ。かぼちゃの甘みだけよ」
ちょっと誘導尋問のようになったけれど、密かに「ヤッタ〜」と思った。塩で煮たかぼちゃでも、甘党の義父が甘くて美味しいと言った。
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