江戸小紋を見る
江戸小紋のルーツは武士の裃(かみしも)だそうで、模様があるのか無いのか、とても地味な印象です。しかしよく見るととても細かい手の込んだ文様なのです。型紙に気の遠くなるような細かい文様を切り抜いて、それを染めて蒸して洗って・・・・。
昨日その工房を見学して来ました。
とても単純で小さな文様なのですが、どれも意味があってなかなか面白いのです。
なかでも「いわれ柄」は楽しい。ハサミと糸は常に一緒なので、切っても切れない仲。小さな斧(よき)と琴と菊で、良い事を聞く、で自然と幸せになれる。大根に卸がねは下手な役者を舞台から降ろす、厄下ろしの意味がある。
着物は高価だけれど、1つの反物が出来上がる工程の大変さを思うと、当たり前か〜と思ってしまいます。だからと言って、手は出ませんが。
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