ニシン漬け

 我が家の定番漬物は糠漬け、三五八漬け、キャベツや大根などなどの塩漬けを基調にしたいろいろ漬けだ。ご飯中心なので漬物は欠かせません。

 
 魚を使った漬物など自分で作れるとは思わなかった。ニシン漬けは麹で漬けるとのこと、味噌を作ってからは麹が身近になっている。ニシンは身欠きにしんを何度か使ったことがあった、生のニシンを焼いたものはご飯にあって美味しい。とはいうもののそれほど食卓にあがる魚ではない。それよりもニシンといえば北原ミレイの独特な歌声「石狩挽歌」だ。今だにその歌声は覚えている。


 どんな漬物なのだろう? 馴染みのお野菜がどんな味に生まれ変わるのか、食べてみたい。ふうちゃんままさんのレシピで早速作ってみた。


                  


 3週間待つそうなのだけれど、この待つのがじれったい。今年は暖冬だから早く漬かっているだろう。10日目の今日、食べてみた。


 キャベツや大根にじんわりニシンの風味が移って奥深い漬物になっていた。ご飯が進む、進む。ご飯がなくてもつい摘んでしまう。美味しい漬物に仕上がりました。ふうちゃんままさん、どうもありがとう。
 

 
 『ふうちゃんままさんのレシピ』覚え
材料は、身欠きニシン5本に対して大根1本、キャベツ2個、人参半本、生姜少々、塩適当に。麹150gくらい。
漬ける一日前に身欠きニシンをお米のとぎ汁につけて余分な油を取る。
次に軽く干した(時間があれば2,3日くらい干した方が良い)大根を乱切りにして薄い塩で漬け、一日で水があがるよう。
本漬けは、身欠きニシンはうろこを取り、2,3cm巾に切っておく。人参、生姜は千切り、麹はぬるま湯でほぐしておく。ニシン、乱切りしたキャベツ、水切りした大根、人参、生姜、麹、塩を混ぜる。重しをして大体、3週間目くらいから食べられる。麹はとけてきて、ニシンの味も野菜にしみ込む。


 
 

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